日本語文章ルール 「07:接続詞」

「または・もしくは・あるいは」のつかいわけ

口語(ふだんしゃべる言葉)ではどれも同じ意味として使いますが、公的な文書(行政など)では使い分けられています
小説で必要かどうかはともかくとして、一応知っておくと迷いがなくなって良いかもしれません

【または】
・同等な二つの事柄をならべるときにつかいます
例1: ××または○○

・同等な三つ以上の事柄をならべるときは、「、(句点)」でつなげていき、一番最後に「または」をつけます
例1: ××、○○または△△
例2: ××、○○、△△または□□

【もしくは】
・「または」でならべる事柄よりも小さな事柄を並べるときに使います
例1: ●●または○○もしくは■■
例2: ●●もしくは□□、○○または▲▲もしくは■■

【あるいは】
・「または」とおなじように、同等な二つの事柄をならべるときにつかいます
『もしかしたら、ひょっとして』というようなおもいつきやひらめきのようなニュアンスが含まれるとき、
よく使われるようです。