日本語文章ルール 「01:句読点」

句読点をつかう

句点「。」「.」、読点「、」「,」などがあります。
小説では一般的に句点は「。」読点は「、」を用います。
句点<くてん>:文章の終わりを表すしるし。
読点<どうてん>:文章のなかで、意味のかたまりを区別したり、一呼吸おくためのしるし。

()や「」の直前で読点「、」を使わない

おそらく文章のはじまりと終わりの切れ目がはっきりわかるので、重複する効果を省略したものだと思われます。

会話の場合「 」の外側に句点を打たない

■本来、文章の最後には【。(句点)】をつけます。
  会話1「……。」
  会話2「……」。
も、文章作成上は誤りではないです。正しいです。

■ただし、商業出版物<しょうぎょうしゅっぱんぶつ:お店で売られている本や新聞など>では、字数と改行の問題で慣例的<かんれいてき:なんとなくみんながそうするようになった習慣>に、上記のような「お約束」になっているようです。
【」】には句点と同じ意味をもつ(文章の切れ目がはっきりわかる)ので、重複する効果をあえてつける必要はないという理由付けもあるようですね。

■文章の最後には句点をつけるという原則はありますので、【実務的な例外】として覚えておけばよいかとおもいます。

箇条書きには句点「。」を打たない

思わず打ってしまいそうですが、箇条書き項目が文章の際も【名詞扱い】になるので通常、句点は使用しないようです。