ルキナ


 ルキナ

日時: 2021/08/08 20:21
名前: クロムウェル

5035年、突如として魔物が現れるようになった。いきなり空中に「門」が現れ得体の知れぬ何かが襲ってきたのだ。人々は為す術もなく怯えながらやり過ごすしかなかった。魔物が現れ始めてから半年、特別な力を持った子どもたちが生まれるようになる。子どもたちは成長すると、不思議な力を操り武器を創った。武器で魔物と戦い人々を悪夢から救った。人々は感謝した。子どもたちが生まれるようになってから9年が経過していた。その間にも技術を進歩させた。子どもたちが操る力は《ルキナ》と言う名称がついた。世界は一丸となってシステムを作り上げ、連盟を創った。子どもたちを保護し、連盟へ登録。魔道具製造部、戦闘員に能力や個性本人の意志を尊重しつつ仕事を割り振った。戦闘員たちは各々担当地域を持ち力を奮った。その中でも非常に戦闘能力が高く、人気が高い戦闘員がいた。通称『黒の雫』本名「天宮雫」だ。

メンテ

Page: [1]

 クロムウェルさんへ ( No.1 )

日時: 2021/08/07 11:54
名前: 夜風さくら

不思議な設定で、読んでいくとわくわくしますね。続きがとても待ち遠しいです。待ってます。よかったら、私が投稿している小説も見に来てください。よろしくお願いします!!頑張ってください、応援してますよ♪

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.2 )

日時: 2021/08/08 20:21
名前: クロムウェル

感想ありがとうございます!
続き、定期的の更新していきますね!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.3 )

日時: 2021/08/09 21:07
名前: クロムウェル

すべての家具に高級感ただよう部屋に。一人の男と一人の少女がいた。
「ご苦労様。これからは、きっちり休んでくれ」
柔らかな微笑みを顔に浮かべながら目の前の少女に語りかけるこの男は、この世界の防衛を任されている男だ。
「やっと休みかぁーーー!!長かったなぁ…ありがとう。神谷連盟」
神谷と呼ばれた男はため息を付いた。
「本当にな。上層部に掛け合って、次代の育成もして…道のりが長かった…まぁ、それもこれもお前が強すぎるせいなんだがな。雫さんよ?」
雫と呼ばれた少女はドキッとしたようで、
「い、いやぁ…強いのも困りものですね…ハハハ…」
神谷は呆れたように、
「まあ、いいだろう。一般の学校に行ったらルキナは使ってはいけない。それだけは注意してくれ。いいな?」
「オッケー!わかってるって!それじゃあ、また逢う日があれば。バイバイ、神谷連盟長!」
年相応の笑顔を浮かべながら、雫は部屋から去っていった。
「元気にな。俺の、俺達の英雄」
一人になった神谷は一人呟いた。

メンテ

 クロムウェルさんへ ( No.4 )

日時: 2021/08/10 14:11
名前: 夜風さくら

一般の学校に通うってこと!?ルキナを使わず、って出来るのかな?楽しみにしてますね。

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.5 )

日時: 2021/08/10 16:19
名前: クロムウェル

ルキナは決して全国民に出るのではなく、一部の人に出るものです。
結構ルキナが出るのは珍しいことなんですよ。
って言う設定です…(笑)

メンテ

 クロムウェルさんへ ( No.6 )

日時: 2021/08/11 08:39
名前: 夜風さくら

よく設定を理解できていなくてすみませんでした!!
零ちゃんって、何年生の設定なの??学校ってことは、学生だもんね!私も、「虹の向こうに」の続き、書いていきますね。よかったら、最後まで読んでほしいな〜♪感想、ありがとうございました!嬉しかったです。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.7 )

日時: 2021/08/12 02:38
名前: クロムウェル

あれから6年。世界は特に変わったこともなくただただ平和だった。
不気味なほどに平和だった。魔物の襲撃は大規模なものはなく出没地域も変わらなかった。が、水面下では魔物の活動が活発化してきていたのだ。
出没地域が大きく移動し、魔物の数も多くなってきていた。
世界防衛連盟『レジスト連盟』会議室には連盟のトップたちが勢揃いしていた。
「最近、魔物が活発化してきています。今はまだ戦闘員だけでどうにかまかなえていますが、正直限界です」
「未だかつてないほどの大きさの『門』も出現してきています。このまま門が開いてしまえば一般市民への被害は相当なものになるかと…」
連盟の重鎮たちは意見を交えながら資料と向き合っていた。自分たちが判断を一歩でも間違えてしまったら甚大な被害が出る。そのことをわかっているからこそ慎重に見極わめなければいけない。
「やはり、あいつを戻すべきだろうか…」
一番偉そうなポジションに座っている男…神谷は悩んでいた。
かつて、6年前までいた英雄を戦闘に戻すべきだろうかと。しかし、英雄に頼らないようにとわざわざ無期限の休暇を出したというのに…
悩みに悩んだ末に神谷は一つの決断を下す。
「6年前までいた天宮雫を呼び戻すぞ。皆受け入れの準備をしつつ、いつ呼び出されてもいいようにしておいてくれ」
神谷のその一言で、連盟のトップたちは動き始める。
一人の少女ー天宮雫の運命も急加速で動き出す。

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.8 )

日時: 2021/08/12 02:40
名前: クロムウェル

すみません…学年を出せるのは次の話ぐらいになりそうです
でも結構若い子にしようかなー、とは思ってます
年齢とか時系列とか計算しないと…!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.9 )

日時: 2021/08/12 11:48
名前: クロムウェル

茅野市立黎明中学校
一年生:116名 二学年:122名 三学年:128名 全校生徒:366名
小さな小さな地方の学校にその人物はいる。
「雫ー!教科書貸してー」
「はいはーい。ちょいとお待ちよ」
三年生の教室。最高学年の教室には他とは違う雰囲気が漂っている。
他の教室から来た友人に教科書を貸す人物こそ6年前までレジスト連盟にいた戦闘員である。当時は短かった髪も胸下まで伸び、背丈も伸びた。
当時8歳だった雫は現在中学三年生になっていた。
「しっかし、魔物学なんてやる必要あるのかなぁ?最近、魔物は出てこなくなってるし…」
「いや、それがそうでもないらしいんだよ。噂ではココらへんに大っきい門が出現したりとかしてるらしいよ」
雫と話すその少女は雫の親友、青木碧だ。
「ふーん…」
(そろそろお呼びがかかるかなぁ…あー、めんどくさい…)
「嫌だよねぇ、あんまし避難とか苦手なんだよね」
「ホントだよねぇ。もー、とにかく全員で逃げるのが苦手で」
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…
「あっ、昼休み終わっちゃう…また後でね!」
「うん。ちゃんと授業受けろよー」
友達を見送った雫は自分の席についた。
その頃、校長室には神谷が訪れていた。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.10 )

日時: 2021/08/16 14:48
名前: クロムウェル

「すみません。突然訪れてしまって」
神谷は人のいい笑顔を浮かべて校長に謝っていた。
「いえいえ。まさかこんな田舎の中学校にお国の防衛を任されている人がいらっしゃるとは思いませんでした。なんでも生徒に用があるとかで?」
校長も笑顔を浮かべながら神谷を歓迎している。
「はい。実は、この学校には連盟の戦闘員が通っています。このことはご存知で?」
神谷は真剣な顔を浮かべながら話し始めた。
「ええ。過去にそういう実績を持っている生徒がいるということは把握しております。ですが、ルキナが使えなくなったため戦闘員をやめたという風に聞いておりますが…」
「書類上ではそうなっておりますが本当は違うのです」
神谷は真実を語り始める。
「ルキナを『使えなくなった』のではなく、『使えなくした』のです。その戦闘員にはルキナを封印してもらったんです」
「なんと。そのようなことが可能だったんですね。だから書類上では使えなくなったと…」
校長は察しが良かった。そして納得したように頷くと、
「分かりました。こちらでお待ちください、すぐ呼びますので」
「ありがとうございます」
校長は雫を呼びに行った。

メンテ

 クロムウェルさんへ ( No.11 )

日時: 2021/08/16 09:14
名前: 夜風さくら

読みました!!小学生だと思っていたけど中学生にしたんですね!!いいと思います!!私の頭じゃ、こんなにすごい物語を書けないです・・・。クロムウェルさんはすごいですね。うらやましいです!!これからも、頑張ってくださいね。応援してます!!それでは、また。

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.12 )

日時: 2021/08/16 12:11
名前: クロムウェル

物語の最初は小学生っていう設定にしてました。
中学生になった雫が戦うっていうのを書きたかったので…

メンテ

 Re: クロムウェルさんへ ( No.13 )

日時: 2021/08/16 13:18
名前: 魔王
参照: http://www.kakiko.cc

クロムウェルさん、はじめまして。
ルキナ、読ませてもらいました!!
面白い内容で、読むのがすごくワクワクしました。
夜風さんもクロムウェルさんも、オリジナルの発想で
私には思いつかなかった内容ですごいですね!!
続きも読むので、これからも頑張ってください!!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.14 )

日時: 2021/08/16 17:26
名前: クロムウェル

「天宮雫さん。校長室まで来てください」
急に校長先生に呼ばれた。
「雫なんかやらかしたのかぁぁぁ!!??ついに生徒指導を受けるのかぁ!?」
クラスの男子が囃し立ててくる。
「うるっさいなぁ!何もしてないよ!」
「ほらほら早くいけよー。怒られたら教えてくれ」
男子たちのからかいをあとに校長先生についていく。私なんかしたっけ…宿題忘れたって嘘ついたからか?はっ!この前彼氏とデートしたのがバレたのか?いや、でも、校則にはだめって書いてないし…
そんなことを考えつつ校長室まで歩いた。
結局何が呼び出しの理由かわからないまま校長室についてしまった。
「連れてきました。雫さんそこにおかけなさい」
校長室には見慣れた人がいた。教科書によく出てくる…6年前まで私の上司だった…
「はっ、はい!ありがとうございます!」
校長先生に丁寧に話しかけられながらも席についた。けど、動揺は隠せていなかっただろう。
「久しぶりだな。天宮雫。俺を忘れてはいないだろうな?」
目の前に座る男の人はそう問いかけてきた。忘れるわけはないだろう。一体何歳の頃から一緒に仕事をしてきたと思っている。一体何年間あなた達の偉業について勉強して来たと思っている。この国であなたのことを知らない人はいないだろう。ボケているおばあちゃんでも、生まれて少ししか経っていない赤ちゃんでも、ペットたちでさえ、顔を見ただけでどんな人かわかるだろう。そのぐらい有名で、身近な人だ。
「…忘れるわけ無いでしょう?お久しぶりです、神谷連盟長」
この国の防衛を任されている男が、一緒に働いていた男が訪ねてきた。
正直めんどくさい。きっとまた戦わなくてはいけない。

メンテ

 魔王さんへ ( No.15 )

日時: 2021/08/16 23:09
名前: クロムウェル

読んでくださって嬉しいです!
こんな世界があったらいいのにと考えながら書いているので、なんでもできちゃうんですよね
この作品、ヒロアカとマギとその他もろもろの作品からインスピレーションもらって書いてます!
これからも作品どんどんアップしていくので、楽しんでいただけたら幸いです。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.16 )

日時: 2021/08/16 23:44
名前: クロムウェル

「覚えてくれていて何よりだ。早速だが、本題に入らせてもらうことにしよう」
神谷連盟長はすぐに本題へと話を進め始めた。この性格は昔も今もかわってはいない。ズバッと言うこの性格のせいで、連盟のお偉いさんたちからは嫌われていた。ついでに各国首相からも。なのになぜ神谷連盟長が世界の防衛を任されるようになったかというと
「雫、お前にはここら一体の魔物の殲滅及び市民の安全確保をしてもらいたい。6年前と仕事内容は同じだ。報酬はちょっとだけ上がっているがな。それと、緊急出動の要請があった場合にはすぐに来てもらいたい。その場合の報酬は要相談ってことにしたい。どうだ?」
交渉術がうまいからだ。それともう一つ
「なんで私なの?それにここらへんは魔物の襲撃が少ない。私を置く必要はないんじゃないの?だって、6年間も戦闘から離れていたんだよ?もっといい人材がいるでしょうに」
「ー最近茅野の近くで門が発生しかけていると研究チームから報告が上がった。詳しく分析したところここの地下に門がある。多分地面を食い破って地上に来るだろうから、どこから来るかはランダムだ。そういうことを見越して組織内で未だにトップの成績を残している雫に頼もうと思ってな。できるか?」
戦力分析だ。確かに間違ってはいないだろう。ランダムで来るなら対応できる者がいいと思うし、私なら眷属を使えば結構な広さをカバーできる。それに、口には出さなかったけど、多分いまだかつてないほどのデカさなんだろう。少しでも戦闘員がほしいといったところだ。6年前に英雄と呼ばれていた私が戦うことによって、市民に安心をもたらしたいという気持ちもあるんだろう。英雄が出てくるとなれば、市民の安心、連盟への好評かも得られるだろうし、戦闘員等連盟で働いている仲間たちの士気も上がるだろう総合的に見て私だと判断したんだな。そうと決まれば、私の答えはただ一つ。
「分かりました。お受けしますよ神谷連盟長。細かいところは明日連盟本部に行って決めることにします。明日の細かいところが決まり次第復帰ということでいいですか?」
私は決心した。と言うか、6年前から答えは決めていた。
「それで頼む。急に呼び出して悪かったな。最後の平穏を楽しんでくれ」
「じゃあ、校長先生失礼します」
校長先生に一礼すると
「授業、頑張ってくださいね。全校生徒への対応を後日決めたいので、生徒の皆さんに伝えるかどうか、決めておいてください」
と励ましてくれた。
「はい!失礼しました」
出来る限りのきれいなお辞儀をして校長室を出た。
この結果、授業には大幅に遅刻した。なぜ先生に怒られなくてはいけないのか、私には理解ができなかった。せめて先生に通達しておいてください!校長先生!!!

メンテ

 悩み ( No.17 )

日時: 2021/08/16 23:53
名前: クロムウェル

なんでこんなにも文章が長くなるんでしょう…
よみづらいですかねぇ…
読みづらかったら教えてください!

メンテ

 Re: クロムウェルさんへ ( No.18 )

日時: 2021/08/17 08:44
名前: 魔王
参照: http://www.kakiko.cc

でも、それは自分の書きたいことが詰まっているということでしょ?
いいことじゃないですか!!
読みにくいことなんてなかったですよー!

メンテ

 魔王さんへ ( No.19 )

日時: 2021/08/17 09:52
名前: クロムウェル

良かった!読みづらいと読む気がしなくなっちゃうかなーと思ってたんですけど、魔王さんのおかげで勇気とやる気が出ました!ありがとうございます!
よーし!書くぞぉーーーー!
3連チャンで長文のやつあげます。
キャラ説も入れますね!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.20 )

日時: 2021/08/17 11:03
名前: クロムウェル

7月某日 東京 国際防衛《レジスト連盟》本部 
ジーパンにパーカーの来る場所を間違えたのかと思われる服装で世界最強の少女天宮雫は来ていた。雫がこの場所に訪れるのは6年ぶりで、もちろん様子は変わっている。前よりも本部の警備は固くなっており、部外者が入れるような場所ではない。
「君、なんでここにきたんだい?関係者以外立入禁止だよ」
案の定雫は警備のおじさんたちに止められていた。
「関係者です。通していただけないですか?」
笑うでもなく至って真剣な顔で雫は交渉する。連盟長と直々に約束をしたのだ、通してもらわないと困る。
「とは言われてもね…許可証は持ってるかい?紹介状は?持っていないなら入れないよ」
警備のおじさんたちが言っていることは正しい…正しいけども!
「連盟長と約束をしているんです。連盟長に問い合わせてみてください」
なんで伝えてないんだよ!神谷連盟長!
雫が心のなかで叫んでいると、見るからに秘書のような女性が出てきた。
「雫様!おまたせいたしました。もう少しゆっくりされるかと思っておりましたので…連盟長からお話は聞いております。こちらへどうぞ。皆さん、引き続き警備よろしくお願いします」
『了解いたしました!』
警備のおじさんたちは驚いたような顔をしながら仕事場に戻った。
「連盟長も急なんですから!事前にお話を聞いていればもっと準備ができたのに!」
廊下を歩きながら秘書のお姉さんは話し始めた。
「私、ずっとあなたにあってみたかったんです。英雄に会えるなんて夢でしょう?私が秘書になったときに雫様はいらっしゃらなかったので、随分悔しい思いをしました。でもこうしてお会い出来るなんて…!」
お姉さんの話を聞きながら思ったことを聞いてみる。
「それはありがとうございます。ところで、人が一人もいないんですけど、どうしたんですか?」
「そのことについては後ほどわかると思います。到着いたしました。神谷連盟、雫様のご到着です」
「入ってくれ」
さあ。ここからが本番だ。神谷さんと有意義なお話をしなくては。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.21 )

日時: 2021/08/17 12:33
名前: 魔王
参照: http://www.kakiko.cc

すごいですね!
何文字ぐらい書いたんですか!?
もう一度言います。
すごいですね!!
これからも頑張ってください!!!!

メンテ

 魔王さんへ ( No.22 )

日時: 2021/08/17 14:28
名前: クロムウェル

大体700から800ぐらいですかね長いときには1100ぐらいです
照れるな…書いてると長くなっちゃうんですよね

メンテ

 Re: ルキナ ( No.23 )

日時: 2021/08/17 16:14
名前: クロムウェル

「それにしてもラフな格好できたな。そんなんじゃ戦闘員に示しがつかないだろ」
神谷さんは開口一番に不服そうに文句を言ってきた。
「うるさいよ。別に服装なんかどうだっていいと思いますけどね。それに、昔まで着てた戦闘服はサイズが小さくて合わないし、長野から東京まで電車で来なきゃいけなかった。変な服装できても変な目で見られるだけなんです」
私が丁寧に反論すると、神谷さんは
「うっわ。雫が敬語とか気持ちわる…!別にいいよ、敬語じゃなくても。昔みたいに話してもらって構わないし、本田も知ってるし」
そう、神谷さんと私はずっと一緒に働いてきたから敬語では話さないのだ。けれど私ももう中学生だから敬語を使わなくてはと思い敬語だった。使わなくていいということなら
「わかったよ。正直神谷さんに敬語使うの嫌だったんだ。お姉さんは本田さんって言うんだね。これからよろしく!」
「はっ、はい!あ、あっ!も、申し遅れました。私、神谷司連盟長付き秘書の本田由宇と申します。雫様がいなくなってから6年、新体制になっており変わっていることも多いと思います。なんでも聞いてください」
急に話を振ったからか慌てつつも自己紹介をしてくれた。
「うん。わからないことはどんどん聞かせてもらうね。神谷さんに聞いても要領を得ないところが多いと思うし」
私が笑顔で言うと
「ひどいぞ!俺だって言うべきときはしっかり言うんだから!」
と、神谷さんは反論してきた。あの事件を覚えていないらしい。
「じゃあ、どこの誰でしたっけねぇ?魔物の出没地域を50kmも伝え間違えて危うく死傷者が出かけたような事件を起こした張本人は?」
「ぐっ…そ、それは…」
神谷さんは黙ってしまった。
「よろしくね!本田さん。神谷さんのお世話も」
本田さんは苦笑いしていた。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.24 )

日時: 2021/08/17 18:54
名前: クロムウェル

「それでは本題に入らせてもらう」
神谷さんが急に本気モードになった。この人いきなり切り替えるんだからよくわからないんだよね。
「まず、雫を呼び戻す理由についてだ。ここ最近魔物の発生場所が変化してきている。このことはニュースにしていない。英雄の復活とともに発表する予定だ。出没予想地域は長野県諏訪圏域、最も可能性が高いのが茅野市だ。雫はちょうどここに住んでいるし、いいと思った。この門は今まで発見されてきた門の中で、最大規模である。戦闘員の中でこの大きさの門に対応できるランクのものはいない。だからこそお前の出番というわけだ。ここまではいいか?」
「うん。要するに私しかできる人がいないんだよね?」
一言でまとめた。神谷さんって話が長くなりがちなんだよね。校長先生みたい。
「ああ、そういうことだ。報酬の件だが、その時時によって相談ということでいいか?」
「別にいいよ。でも、最低ラインは守ってね」
そうじゃないとタダ働きさせられそうだ。
「流石に守るよ…次に戦闘能力を測らせてもらう。これはルキナの保有率を計測する装置だ」
そう言って神谷さんが取り出したのは板のような道具だ。ルキナの保有率確かめられるようになったんだ。
「保有率でランクが決まる。ランクごとによって戦う魔物のレベルが分かれる。強すぎる魔物と弱いやつを当てても戦闘員が減るだけだからな。ここに手を乗せてルキナを開放してみてくれ」
「…」
「どうした?早くやってくれ」
いや、うん…
「…神谷さん、忘れてなぁい?私今、ルキナ封印してるんだけど。カギ、くれない?」
神谷さんはハッとした。
「そうだったな…スマン…」
そう言うと自分の机まで歩いてリモコンを取り出す。
「神谷連盟長!?そのボタンは何があっても触ってはいけないと…!」
ポチッ
「あああ!せ、世界の終わりが…」
本田さんは頭を抱えて座り込んでしまった。
「なんというか、本田さんかわいい」
「だろ?この連盟内の癒やしなんだ。大丈夫だよ、本田。このボタンはこいつが帰ってくれば使う予定だったんだから」
「?」
そこにあったのか。

メンテ

 クロムウェルさんへ ( No.25 )

日時: 2021/08/18 09:19
名前: 夜風さくら

長文になっちゃう気持ち、わかりますよ!!クロムウェルさんは、小説を投稿するときってどういう風にしてるんですか??最初に違う紙に(ノートとかに)お話を書いて、完成した後にここに投稿してるんですか?それとも、何も書かずに、思いついた限り、ここに投稿してるんですか??ちなみに、私は、ノートにお話を書いて完成したらここに書くようにしてます。よかったら、教えてください。よろしくお願いします。頑張ってくださいね♪クロムウェルさんが書く小説は、確かに長文ですけど私にとっては読みやすいですよ。読んでるうちにわくわくしてくるので、その調子でずっと読み続けたいくらい。だから、私的には長文のほうがたくさん続きが読めるので面白いな、と思ってます。質問なんですが、クロムウェルさんが今まで読んだ小説で、感動した、とか影響を受けた本は何ですか??

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.26 )

日時: 2021/08/18 14:46
名前: クロムウェル

長文になっちゃうのがちょっと悩みだったんですけど、結構自身が持てるようになってきました!
私は、キャラクター詳細だけ他のノートとかに書いて、あとの本文は即興で書いてます!服を着てるときとか、その日にあった出来事とかで、こんなエピソードとか書いてみたら面白いかなーとかこの漫画のこういうの面白い!ちょこっとアイディア貰おうとか、結構のんきに書いてます。
私が主人公になりきってお話を作るタイプの人間なので、気分によって変わったりするところが悩みでもありますw
読み返してみたりすると、ここはこういう設定じゃなかったっけ?とかよくあります。(いや、作者がこんなんじゃだめじゃね?)
今までに読んで感動した小説とかは色々ありますよ!大体ファンタジー系とか、恋愛ものとか、思いつく限り題名上げときますね!
「風に恋う」(思いっきり部活ものです。中学のときに見つけました)
「妖怪アパートの幽雅な日常」「ハリー・ポッター」「獣の奏者」
「精霊の守り人シリーズ」etc…
とまあ、ここまでが小説とはいえない分厚い系の本です。
一体どこからどこまでを小説と言っていいのかわからない…
(私にとって、本だなーとおもったのは「ハリー・ポッター」です…)
「君の膵臓を食べたい」「薬屋の独り言」「鬼の花嫁」「私の幸せな結婚」「風の陰陽師(全4巻)」「無職転生」「転スラ」「かくりよの宿飯」「お伊勢 水神様のお宿(全2巻)」「イケメン同級生は地味子ちゃんを独占したい」「学校一の人気者に告白されました」「クールな生徒会長は私だけにとびきり甘い」
などですかね…すみません、おおくなってしまって…何か一つに絞ったりするのが難しい性格で…
でも、私が読んでいる小説の数はまだまだ少ない方だと思います!
漫画のほうが多いんですよ。漫画もおすすめのやついっぱいありますよ!
夜風さくらさんは何かおすすめの小説とか漫画とかってありますか?

メンテ

 Re: ルキナ ( No.27 )

日時: 2021/08/18 18:43
名前: クロムウェル

「ほら、これだろ?雫のルキナセット」
神谷さんは笑顔で取り出してきたもの。それは、私のルキナを使うときに必要としていたもの。
「いや、ハッピーセットみたいに言われても…」
「ああっ?そっ、そうだよな!でも、ホントにこれだろ?」
神谷さんが隠し扉を開けて取り出した物、それは鍵とお面だった。
鍵は雫の形が持ち手になっているお屋敷とかで使われていそうな鍵で、お面は狐の下面(口と鼻だけが隠せるタイプ)だ。
「あってるよ。ていうか神谷さんがそこにしまったんでしょ。私しまうとこ見てないし」
「はいはい。俺はどうせ物忘れが酷いですよ」
神谷さんが少しふてくされた。
「誰もそんなこといってないじゃん。でも、物忘れが酷いことは確か。早く鍵ちょうだいよ。ルキナの封印解きたいから。ここはルキナの濃度が濃くて、私のやつが反応しちゃってるんだよ。体の中ぐるぐるしてて気持ち悪いし、暴走しても嫌だから」
「ほらよ」
「雑に投げんなよ。傷がついたらどうする。っていうか、見られてるとやりづらい」
別に変なことをするわけでもないけどなんだかやりづらい。本田さんはすっごい真剣な目で見てくるし、神谷さんはにやにやしながら見てくる。
「本田さんはいいとして、神谷さんは捕まりたいの?警備の人呼ぶよ?」
「別にいいだろー!!英雄の復活するシーンなんてめったに見られるもんじゃないし、見届けたい気持ちがあるんだよ」
こういうときだけ男前な顔しやがって…
「わーったよ!ただし!何が起こるかわからないからあんまり近づかないでね!私がいいって言うまでそこから一歩も動かないでね!」
ものすごく、ドキドキする。ルキナの封印って実は私以外誰もやったことがない。それだけの技術が昔はなかったし、封印なんてせずに戦わなくてはいけなかったから。だから本当に何が起こるかわからない。もしかしたら自我を失うかもしれないし、うまく封印が解けないかもしれない。
でも、やらなくちゃいけない。
鍵を自分に近づけて。そうすると、首と胸の間に錠が出て来る。錠に鍵を差し込んで右に回す。自分から見たら左、外から見たら右に。鍵をもとのように戻して押し込む。すべて差し込み終わったらキーワードを言う。
「我、ここに望む。我は力を欲する。我が望む力をここに与えよ。さすれば、この地に住まう人々をこの身と命にかけて守らんと誓う。この身に宿りし力を解き放て!ルキナ開放」
雫の体は光りに包まれる。徐々に徐々に光は広がっていく。まるで血液が通っていくように。雫を包み込むと、しばしの間光はとどまった。光は爆発するように散り、雫は動かなかった。ピクリともせずに立っていた。
後にこの光景を見た神谷と本田は語った。
『雫が動かなかったとき、この国は終わったと思った。英雄は死に絶え、あっけなく滅びるのかと思った』
と。

メンテ

 クロムウェルさんへ ( No.28 )

日時: 2021/08/19 09:28
名前: 夜風さくら

返事ありがとう!!
私のおすすめの小説は、辻村深月さんの「かがみの孤城」と、水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」の2冊です!!ぜひ、読んでみてくださいね♪あっ、それと・・・。3巻まであるんですけど、映画にもなった「orange]
という小説も結構好きですよ〜!!切なかったり・・・。恋愛小説です。これからも頑張ってね!!

メンテ

 夜風さくらさんへ ( No.29 )

日時: 2021/08/19 13:42
名前: クロムウェル

ありがとう!読んでみます。
頑張るね!キャラ説も入れるよー

メンテ

 Re: ルキナ ( No.30 )

日時: 2021/08/21 00:37
名前: クロムウェル

「とりあえず戻ったみたい。まだ、扱えるかどうかはわかんないけど」
雫は嬉しそうな顔をして笑った。
「そうか…すぐには使えそうにないのか?」
神谷さんが不思議そうに聞いてきた。
「うん。たぶんね。ほら、骨折から治って初めて歩いたりするときってなんとなく躊躇したり、こんなもんだったっけ?って思ったりするでしょ?あれとおんなじ感覚だよ」
「でも、こんなもんこんなもんって歩いたりするだろ?納得して歩けばいいじゃん」
神谷さんはなんの疑いもしないような目で、純粋な目をして聞いてきた。
「ルキナは想像して使う能力だ。想像力が物を言うんだよ。で、昔から私が想像してるルキナの使い方は『自分をパイプにして別の次元から持ってくる』って言う使い方なんだよ。今回はせき止めていたパイプの入り口を6年ぶりに開けたんだ。パイプをルキナと馴染ませないとパイプが壊れて私も壊れる。だから、急に使うのはちょっと問題があるんだよ」
真剣に私の説明を聞いていた神谷さんが急にがっかりした表情になった。
「なんだよー…今日予定してたプラン全滅じゃん」
「何しようとしてたの…」
「お前の総ルキナ量を見て、ランクを決めて、制服を作って、専属の道具師を決めて、本部内に専用の部屋を与えて…とかやろうと思ったのに…」
指を折りながら一つ一つ上げていく神谷さん。そんなにやろうとしてくれてたんだね…でもね…?
「私今日、9時の新幹線で帰ろうと思ってたんですけど?そんなにできるわけ無いじゃん。っていうか制服って何?専属の道具師ってなんなんだよ!?そんなのいなかったじゃん!」
ちょっとした驚きと、怒りも込めて言った私の言葉は神谷さんの耳には届かず、絶望した顔をしてソファに沈み込んだ。まるで悪巧みが失敗に終わった子供のようだった。いや、この人、31歳だよな?
「お答えしますね」
おおっ!本田さん!秘書としての本領発揮ですか!?
「お願いします!」
私が知らない6年間のこと。レジスト連盟内でもかなりの改革がなされていたようで、緊急でみんなが焦っていてろくな設備もない、ただ自分の使えるルキナだけを信用して戦っていた時代ではもうなくなったみたいだった。少しだけ寂しかった。と言うより、私がいたときにやってくれなかった神谷さんに結構ムカついた。なんでやらなかった…チクショウ

メンテ

 Re: ルキナ ( No.31 )

日時: 2021/08/23 18:06
名前: クロムウェル

「まず、雫様がいなかった間に何が変わったのかご説明いたします。まずはじめに、制服を作りました。目的としましては、ひと目で連盟員だと一般の方々に気づいていただくことです。雫様がいらっしゃった時代には制服がなかったため、避難誘導などが滞ってしまうことがしばしば起こっておりましたが、制服導入後は、一般の方々の避難も滞り無く進むようになり、人身の負傷等の発生は少なくなりました」
へぇー!制服一つでそんなに変わるとは思ってなかった…たしかに私がいたときは、避難とか、難しかったもんな…ルキナを爆発させてからやってたし。
「すごいね!すぐに制服のデザインとかは広められたの?」
「はい!当時人気が高かった、斗真様に着ていただき、ポスターを作ったところ、瞬く間に情報が広まりまして」
「確かに、斗真はあの頃から人気が高かったもんね。無駄にいい顔してるから」
本出さんも納得した顔で、
「本当に…ただそのかわり、副産物もできてしまって…」
めんどくさそうにため息を付いた。
「一体どういう?」
「斗真様や、他の方々のファンクラブができてしまいました。避難誘導は円滑に進むようになりましたが、女性の方々の小競り合いが増えました。男性の方々のファンクラブもできまして、小競り合いこそないものの、避難所にて白熱した議論を繰り広げたり、戦闘によって倒壊した建物内にグッズがあった際には、講義の文章が送られてくるようになりました」
「お疲れ様…でも、それほど効果が出ているってことだね。ただ、建物の倒壊とかはいけないね。戦闘訓練がなってないよ」
本田さんは慌てて
「いえ…!倒壊と言いましても、建物の端っこが欠けたりする程度です!こちらで弁償代等も出した後、サイン付きの写真を送っております」
と伝えてくれた。
「そっか。ならいいんだ。他にもあるでしょ?」
「はい。続いて、ランク制度の導入についてです。戦闘センスなどの総合的な判断の後、ランクを付け、ランクに見合った魔物と戦闘するようにしています。この制度を導入することによって、戦闘員の負傷なども減りました」
私はこの話を聞いてふと疑問に思った。
「何か、問題はおこらなかった?」
昔から、連盟では力を競い合う傾向が強かった。だから、正式に上下が決められてしまっては、優劣がつくのではないかと思ったのだ。
「雫様のご考察の通り、連盟員同士での喧嘩が一時的に増えました。ですが、Sランクの方々が強い力を示すことによって、徐々にその傾向も減りました。今では、皆一様にランクアップできるように仕事をこなしております」
「問題解決も同時にできたんだ。流石だね」
「続きまして、専属道具師についてです」
道具師って前にもあったけど何か変わったのかな?
「道具師という存在は前からおりましたが更にわけることといたしました。自分専用の武器を作ってもらうことができるようになったのです!」

メンテ

 ロムちゃん♪ ( No.32 )

日時: 2021/08/26 16:48
名前: 夜風さくら

読んだよ!!!よくそんなに長く書けるよね♪すごいよー!!ロムちゃんは、この小説、何で書いてるの?スマホ?パソコン?私はパソコンで投稿してるんだけど、途中から指がしんどくなってきて、もう打てないって思うまで書いてから投稿してるよ!!ロムちゃんは??よかったら、教えて☆

メンテ

 さくちゃん ( No.33 )

日時: 2021/08/27 01:23
名前: クロムウェル

パソコンで打ってるよ!
大体、1,000文字くらいか、区切りのいいとこで終わりにしてるよ。
パソコンのタイピング練習としてもやってるから手が痛くなったらやめたりとかは基本的に無いかなぁ。あとは、想像ができなくなったところで終わりにしてるよ!大体ね

メンテ

 Re: ルキナ ( No.34 )

日時: 2021/08/30 00:50
名前: クロムウェル

自分専用の武器…ちょっとテンションが上がる話だなぁ!
「自分専用の武器を使うことによって、戦闘スタイルに合った戦い方ができるようになりました。ランクによって、専属にできる人数も設定したため、ランクの高い方々が前よりも戦闘を素早く終わらせられるようにもなったのです」
多分これは、本田さんが主に指示を出してすすめたことなんだろう。心なしかほかの説明よりもなんとなくしっかりしている気がした。
「武器は自分で作るものだと思っていたからなぁ。すごいね!無駄なルキナを使わなくて済むようになったってことでしょう?戦闘員に負担がかからずに業務が行えているってとってもすごいことだよ!」
「そうでしょう?私が中心に初めて進められた企画なのです!」
やっぱりだったか。でも、力が発揮できていることっていいことだと思った。
「ところで、神谷さんがさっきから一言も話さないんだけど…」
そういって神谷さんの方を振り返ると、まだ落ち込んでいた。
「連盟長は一度考えてしまうと終わりませんから…」
「そうだった。でも、そろそろいいよ?体に馴染んできたから」
「本当か?!」
うおっ!神谷さんが急に元気になった。すっごい目ぇキラキラさせてるけど、この人31歳だよ?!”
「う、うん…まぁ、ちょっと最初に使っときたいとこだけど、まぁそれなりには」
「本田!」
神谷さんが本田さんの名前を呼ぶと、本田さんがさっと動いた。
「こちらに」
今日来て一番本田さんが秘書に見えた一瞬だった。
「ここに手を置いて、全力でルキナを放出してくれ。壊れることはないと思うから思いっきりな。これでルキナの量を測って、10万以上だったらSSランクになる。いかなかったら、Aランク以上のものと一緒に戦闘に行って能力を見極めることになる。さぁ、やってくれ!」
そういいながらすすっと私に石板のようなものを差し出してきた。
「これ、新しい道具?面白そう!でもほんとにいいの?壊れちゃうかもしれないよ?」
「壊れたことはない。大丈夫だから」
神谷さんは自信たっぷりだ。
「それじゃあ…」
手を置いて、全力で!
ピシっ!
「あっ!やっべぇ!」
ヒビ入った…

メンテ

 Re: ルキナ 天宮 雫 ( No.35 )

日時: 2021/08/31 12:34
名前: クロムウェル

いきなりですが、キャラクター説明します!
初期のころの設定を書いた紙とか発見したので

天宮 雫
年齢:14歳(中学3年生) 身長:157,4p 誕生日:9月5日
血液型:O型 星座:乙女座 
趣味:マンガ・アニメやグッズの収集
好きな食べ物:肉類全般 嫌いな食べ物:辛いもの・苦いもの
総ルキナ量:無限(測定不可能) ランク:SS
備考
6年前「黒の雫」と呼ばれていた英雄。英雄と呼ばれていた理由は、雫が戦闘に参加すると必ず勝っていたから。ただ、冷淡に淡々と作業の様に魔物を倒していたため怖がられることも多かった。狐の下面を付けて人前に出ていたため、素顔を知るものは少ない。
おっちょこちょいで焦るとよく間違いを起こす。
友達からは「お母さんみたい」とよく言われる。
雫にしかできないことがある。

次からどんどん新しい設定が追加されていきます!
お楽しみに!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.36 )

日時: 2021/09/03 21:55
名前: クロムウェル

「どどどどどっど、どうしようっ!これ、壊しちゃいけないやつだよね。直さなきゃ…ま、まずこのヒビの入った個所にどんなプログラム組まれてたか調べて…」
壊した…壊してしまった…久々に帰ってきて早々にやってしまった…
「大丈夫ですよ、雫様」
本田さんが優しく声をかけてくれた。
「どうして?だって、超高級そうなものだよ?なんか一点ものみたいな感じしてるよ?」
「これは一点ものではございません。ちゃんと替えがありますし、これは旧型なのですよ。そこにいらっしゃいます神谷連盟長が、私が取り出す前に取り替えていたのですよ。ご覧ください、連盟長のしたり顔を!」
そういわれて神谷さんの方を見ると、爆笑していた。
「神谷さん?なんで笑ってるの?なにがおかしかったの?」
「だ、だってwwwおまっwww慌ててwww」
「ふざけるなぁぁぁぁ!!!!!」
どうやら神谷さんのいたずらだったらしく、この後本田さんに丁寧に謝られた。いや、神谷さんは始終笑っていた。
「それでは、こちらに手をお乗せください。こちらはきちんと最新式でございます。雫様が初めて計測いたしますので容量オーバーになるということもないと思います」
最新式のものは、とても綺麗で黒曜石で作られているみたいだった。
「それじゃあ、いきまーす…」
フワッ…
手をのせると光と共に風が巻き起こった。風がおさまると、文字が空中にズラッと並んだ。
「こ、これは…!今まで見たことのない量です!とても、今日中に読み切れるとっは 

メンテ

 Re: ルキナ ( No.37 )

日時: 2021/09/19 01:14
名前: クロムウェル

思えません!」
本田さんはそう言いつつも空中に浮かぶ文字を見ながら紙に翻訳している。いろいろ知りたいことがあったが、何よりも神谷さんが教えてくれないことに腹が立った。
「神谷さん!この文字何?見たことないよ?」
と、大きな声を出して聞くと
「あ、ああ…この文字は‘光文字,と言ってな。研究班が個人の情報が見れるようにしたのはいいんだが、なぜかこの文字で情報が出るようになってな。解読して、やっと読めるようになったんだ。今連盟内でこの文字が読めるのは、俺と本田ともう一人の秘書…北原と研究班のみだ。これで機密文書のやり取りとかできるからな。結構便利なんだぞ!」
いろいろな情報を教えてくれた。でも、機密文書をこれで書いてるなら私も読めるようになった方がいいはず!
「神谷さん。これ、私も読めるようになった方がいいよね?」
「そうだな。雫ならSSランクになるのは当然だと思うし。読めるようになれるか?もしあれだったら、俺が教えてやろうか」
にやにやしながら聞いてくる神谷さんに
「いいよ、別に。方法は6年前からあるものを応用すればいいだけだし」
と切り返して昔を思い出す。前は戦いに勝つためにいろいろ技を考えたものだ。
「それじゃあいくよ」

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.38 )

日時: 2021/09/14 18:26
名前: 夜風さくら

久しぶり!最近、ここに来れてなかった。ごめん!!

メンテ

 さくちゃんへ ( No.39 )

日時: 2021/09/17 15:15
名前: クロムウェル

久しぶり!!
寂しかったよ…
これからどんどん更新していくね!お話は結構出来上がってきてるんだ!少なくともクライマックス直前だけは決まってるよ。
感想頂戴ね(^^♪

メンテ

 Re: ルキナ ( No.40 )

日時: 2021/09/18 02:26
名前: クロムウェル

フッと目を閉じて息を吐きだす。今回使う技は目をルキナで満たして情報を可視化するというもの。目はとても繊細な器官だから傷をつけてはいけない。ルキナを目に集中させたら、ゆっくりと瞼を開ける。目は淡い金色に光っていた。
「綺麗…」
本田さんが、うっとりとため息をつくように言葉を漏らす。
「ありがとう。綺麗って言ってもらえてうれしい」
「雫、それにはどんな効果があるんだ?」
神谷さんは純粋な疑問を持って声をかけてきた。
「あれ?私神谷さんにこの目の説明したことがなかったっけ?結構話した記憶があるんだけど…」
この技を使うときには注意が必要だから神谷さんには危険性を伝ええておいたはずだけれど…
「もう忘れた。とっとと説明してくれ」
神谷さんはかなりせっかちだ。書類を作るときとかは緩いのに技の事になると途端にせっかちになる。
「わかったよ。この技は《光の目‘ライト・アイ,》って言ってね、光文字とかその他の言語を解読することもできる。
「使えたら便利だな」
「神谷さんは使いたいと思う?結構便利だと思う技なんだけど」
「いや、俺にはまず無理だな。眼球を覆うような繊細な使い方なんてないしな」

メンテ

 Re: ルキナ ( No.41 )

日時: 2021/09/19 01:38
名前: クロムウェル

「だよね。私も神谷さんが繊細な使い方ができるとは思わない!」
神谷さんは大雑把なのだ。魔物の出没地域を伝え間違えたのも、重要な書類をシュレッダーにかけて粉々にしたのも。全てにおいて適当なのだ。やるときはやる人だけれど、それは有事の時だけ。あとはダメダメな人間だ。
「失礼だな。まぁ、なくてもイケる。大体、研究班が開発を進めてやっとできたんだが、光文字を自動翻訳してくれる石板も出来上がったんだ。機密書類は光文字で書くけどな」
どんだけ研究班優秀なんだよ。ま、それだけ技術も進歩して昔と違うってことなんだろうけど。
「ちまちまやるの面倒くさいね。本田さんも大変そうだし、そろそろ本気出すよ。今日はマンガの新刊が出るんだ。早く本屋さんに行きたい」
私は大のマンガ好きだ。それにちょっとした収集癖もあるから、自分で書店で買いたい。
「危なくないようにしててね。たぶん大丈夫だと思うけど…」
そう神谷さんたちに前置きをしておいてから、セーブしていたリミッターを外す。
「ルキナかー」
そこまで言ったところでバタンとドアが開いた。

メンテ

 Re: ルキナ ( No.42 )

日時: 2021/09/19 22:23
名前: クロムウェル

「神谷連盟長ー。書類持ってきたっスよ!はー、重かったー…こんな量一人で持ってこさせるなんてー…誰っスか?」
一人で延々としゃべった挙句、すごい目で見られてしまった…めっちゃ敵意むき出しなんですけど…あんな量の書類一人で持ってこれるなんて凄いな。あっ、スーツ着てる。神谷さんの秘書の人かな?
「巴!今日はお客様が来るから部屋に入るときはノックをしろとあれほど…それに、その口調を直しなさい!連盟長の顔に泥を塗ることになってしまうのですよ!?」
本田さんが怒ってる。お姉さんみたいだな。
「お前達、よさないか。みっともない。雫が困ってるぞ。巴、ご苦労だった。その書類は机の上に置いておいてくれ。本田、書類の整理と印鑑の準備」
「かしこまりました」
本田さんが書類の山に手を付け始めた。
「雫、こいつがもう一人の俺の秘書。北原巴だ」
「どーも、北原巴っス。こんなんでも一応連盟長付き秘書っスよ!この口調はいつもっス。なかなか治らないんっスよ」
「初めまして。天宮雫です。6年前、ここで戦闘員として働いていました。久しぶりに戻ってきました」
とりあえず、外行きの笑顔で自己紹介をしておく。巴さんか。なんか、子供受けしそうな人だな…
「雫、こいつをお前の秘書につける。こき使ってくれ」
『ええええええええっ??!!』
ひっ、秘書?!ちょっと待ってよ!
「神谷さん?!そんな話聞いてないよ!」
「そうっスよ!なんスか?オレ、降格っすか?!」
んな…っ。人の前で降格とは。
「巴、お前聞いてなかったのか?こいつの自己紹介を?」
「は?聞いてたっスよ?天宮雫って…ん?」
巴さんは眉間にしわを寄せながらゆっくりと口元に手を持って行った。
「ま、さか…え?だって、ルキナが使えなくなって引退したはずっスよね?それに、え?本物っすか…?」
「やっと気づいたか。こいつは本物だよ。名前を名乗るだけでできないやつとは違う。英雄【黒の雫】だよ。俺が呼び戻した」
どうやら、気づいてもらえていなかったみたい。結構有名だと思っていたんだけど…
「本当っスか?!すごい!夢みたいだ!お顔はこんな感じだったんスね!面で隠れてるから、顔を見れるのは連盟長だけだと言われていたのに!」
「あれっ?私、そんなに面を外してなかったっけ?」
「お前あの時、普通に買い物ができないからって面をとってなかっただろ?一部で神聖化されてたんだよ。憶測が飛び交ったり、イラストも出てたな。あと、本当の顔を予測して一番会場が納得するかの大会も開かれてたぞ」
そんなのがあったのか…恥ずかしいんですけど。まぁ確かに、声はかけられなかったし、名前だけ有名だから友達に話に付き合わされたことあったな。
「こんな顔でがっかりされたかもしれませんが。本物です。ルキナを失ったことにして連盟から抜けていました」
「いやいやいや、とんでもないっス!とても可愛いお顔でいらっしゃるっスよ!オレ、英雄の秘書になれるのか!これほどうれしいことはないっス!精一杯働かせていただくっスよ!神谷連盟長!今までお世話になったっス!で!雫様のランクはいくつっスか?当然、SSランクっスよね?」
ランクか…まだ決めてないよね。ルキナを開放するところで終わっちゃってるし…
「まだ決まっていませんよ。だいたい、あなたが途中で入ってきたから作業が中断されたんです!まったく、迷惑になることしかしないんだから!」
「ひどいっスよ!何もそこまで言うことないじゃないっスか!」
「まぁまぁ、ケンカしないで。別にすぐにできるし、秘書になってもらう方には見ておいてもらいたいから」
仲間内で争ってはいけない。それは6年前に経験済みだから。どんな理由であれ争ってしまったら、必ず戦闘で危ない状況になってしまう。けが人も多く出る。日常生活から気をつけておかないと。
「それじゃあ行くね。リミッター解除!」

メンテ

 Re: ルキナ 神谷 司etc. ( No.43 )

日時: 2021/09/21 11:34
名前: クロムウェル

キャラ説第二弾!
今回は「神谷司」「本田優」「北原巴」の、三人のプロフィールを説明します!この三人は雫に近い人間なので今後この物語のカギを握るかもしれません!

長くなりそうなので一人一人書いていきます…
あきらめてはいませんよ!あきらめては!

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.44 )

日時: 2021/09/21 17:03
名前: 夜風さくら

ごめんねー、最近これてなくて。また、復活したよ!まだ、ロムちゃんの最後まで読めてないけど、キャラ説はとりあえず読んだ!分かりやすくて、読みやすかったよ♪ありがとう!これからも頑張って!!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.45 )

日時: 2021/09/24 11:36
名前: クロムウェル



神谷 司
年齢:32歳 身長:185.2p 誕生日:4月17日
血液型:O型 星座:牡羊座
趣味:いたずら&ゲーム 
好きな食べ物:カレー 嫌いな食べ物:ピーマン
総ルキナ量:1万3245
備考
若くして連盟長の座に就いた結構すごい人。
政治家の一部からはよく思われていないため、ミスをしたらねちっこく責められがち。6年前は雫がいたため、ミスがカバーされねちっこく責められなかったが、いなくなってからはかなりねちっこかったそう。
一度ストレス性胃腸炎になっている。
当時本田さんが放った一言。
『神谷連盟長!書類、病室に持っていきますね!』

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.46 )

日時: 2021/09/29 16:08
名前: 夜風さくら

一文小説の件、お返事ありがとう!!めっちゃうれしかったよ♪本当にありがとね。まだ、魔王ちゃんから返事が来ないから、もう少しだけ待ってみようかな??

メンテ

 さくちゃんへ ( No.47 )

日時: 2021/09/29 18:32
名前: クロムウェル

良いよ〜。方針が決まったら教えてね!
あと、違う小説も同時進行で書いていくから読んだら感想頂戴!
自信がない小説だからさ。新しい?ジャンルに挑戦します!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.48 )

日時: 2021/10/03 23:25
名前: クロムウェル


本田 優
年齢:22歳 身長:153.2p 誕生日:12月27日
血液型:A型 星座:やぎ座
趣味:恋愛小説を読む。編み物をする。
好きな食べ物:ケーキ 嫌いな食べ物:辛いもの全般
総ルキナ量:5003
備考
おっちょこちょい。よくミスをするため、政治家から白い目で見られている。だが、神谷を制御するのがうまく、秘書の人たちから尊敬されている。仕事はやるときはやる女の子。彼氏がいるらしいが、どうなのかという話をされても本人はニコニコとするだけなのでレジスト連盟の七不思議の一つに数えられている。彼氏の名前が当てられた人物に賞金が贈られることになっている。現在の賞典は100万。

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.49 )

日時: 2021/10/12 16:20
名前: 夜風さくら

またまた久しぶり!ごめんね、遅くなって。魔王ちゃんからのお返事、待ってたんだけど。なかなか、返ってこないから、私と、ロムちゃんの2人で「一文小説」やろっか!いいかな〜?返事、待ってるね♪

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.50 )

日時: 2021/10/14 15:33
名前: 夜風さくら

最近、ロムちゃんと話せていないからさみしいよぉぉぉ〜!また、時間があるときでいいから、話そうね♪よろしく〜!

メンテ

 さくちゃんへ ( No.51 )

日時: 2021/10/15 08:40
名前: クロムウェル

ごめんねぇぇー!
土日は夜なら入れるよ!
平日は…わかんないけど!

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.52 )

日時: 2021/10/15 22:28
名前: 夜風さくら

早速、お返事ありがとう!そっか〜、じゃあ、明日か明後日の日曜日に話せたら話そうね♪うーんと。できたら、夜の11時くらいに...。お願いします!

メンテ

 さくちゃんへ ( No.53 )

日時: 2021/10/16 17:40
名前: クロムウェル

出来たらでよければ!もし来なかったら、抗しようと思ってるとか、簡単な説明を書いておいてくれると嬉しいな!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.54 )

日時: 2021/10/16 17:58
名前: クロムウェル


北原 巴
年齢:20歳 身長:177.9p 誕生日:5月24日
血液型:B型 星座:双子座
趣味:ゲーム
好きな食べ物:ラーメン・ハンバーガー
嫌いな食べ物:甘い物
総ルキナ量:15万
備考
妹がいるが訳アリのよう。
この魔力量なら戦闘員になれば十分活躍できるといわれた際、もっと上の地位でなければいやだと言い放ったそう。たまたまその場に居合わせた神谷に度胸を買われ秘書になった。戦闘の腕も磨いている。

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.55 )

日時: 2021/10/16 22:17
名前: 夜風さくら

了解です!じゃあ、「一文小説」について説明するね♪私が思っているのは...。まず最初に私が一文、何かを書いて投稿する。そして、ロムちゃんが、それに続く一文を書いていく、みたいな?

メンテ

 Re: ルキナ ( No.56 )

日時: 2021/10/16 23:11
名前: クロムウェル

本編、久しぶりにスタートです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リミッターを解除したとたんにルキナの波が押し寄せてきた。私を中心に小さな竜巻も発生する。ああっ…神谷さんの書類が吹き飛んじゃった…ごめんね、本田さん。6年間使っていなかったからルキナの量に器が耐えられていない。器というのは体のこと。無理に使用すると壊れてしまうし、治すことは不可能だ。けれど、ここで無茶をしなければこの先本当の力を出せなくなってしまう。
「雫!!体が壊れるぞ!もういいから終わりにしろ!お前に負担をかけてまで戦ってもらいたくはない!」
「雫様!俺の主人だったら死んだりすることはダメっすよ!絶対に許さないっスからね!」
「これ以上は体が壊れてしまいます!雫様は現時点で四強よりも強い状態です。つまり、連盟内で最強ということ。体が壊れる前に戦力として、あなたがこれから守らなければならない一般人のことをお考え下さい!」
皆が心配してくれる。6年前は誰も他人の心配をする余裕なんてなかった。だから、心配しているという言葉を素直にかけられるようになっているということがうれしい。こういう人達を、他人を一番に考えられる人達を一番に守りたいんだ。
「ここで挫けたら本末転倒!絶対にやめないね」
段々と、私の周りで吹いていた風が収束していく。その代わりとでもいうように、光が私の周りを取り囲み始めた。
薄い膜の様に、シャボン玉のように、触れたら壊れてしまいそうなほど美しい光の膜で覆われる。フッ…と風が止み、しばらく静寂が訪れた後、パキン!という軽い音を立てて光の膜が壊れた。
誰も、声を出さなかった。

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.57 )

日時: 2021/10/16 23:07
名前: 夜風さくら

ルキナ、久しぶりだ〜!あ、最近、私もあんまり投稿してなかったな。ww

メンテ

 さくちゃんへ ( No.58 )

日時: 2021/10/16 23:12
名前: クロムウェル

私も久しぶりに投稿したよ。
もう一個のほうに集中してたからね…

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.59 )

日時: 2021/10/18 22:23
名前: 夜風さくら

知ってるかもしれないけど、魔王ちゃんから返事が来たよ!一文小説、やりたい、だって!!じゃあ3人で、開催しましょう!!

メンテ

 さくちゃんへ ( No.60 )

日時: 2021/10/22 22:26
名前: クロムウェル

了解です!
あ、でも、本気でお受験モードに入らなきゃいけないから返信は遅れるかも。

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.61 )

日時: 2021/10/23 13:29
名前: 夜風さくら

わかった!でも、受験って??学生さん??もしかしたら、私と、同じ年かもしれないね!あ、でも、私は来年が受験だから、もしかしたら、ロムちゃんのほうが私より、1つ上かもね!!高校生?中学生?教えたくなかったら教えなくてもいいからね?じゃあね!

メンテ

 Re: ルキナ ( No.62 )

日時: 2021/10/24 20:27
名前: クロムウェル

「ほぁ…これが、英雄の力。凄すぎないっスか…?」
はじめに声を出したのは巴だった。
「いいや、これは力じゃないよ。ルキナを体の隅々まで通して循環させてるだけ。ちょっとでも調節を間違えると、体が壊れる超高難易度の技」
「それは一種の力っていうんっスよ。はぁて…俺の新たな主は規格外ってことっスか」
規格外とは心外な。これでも昔は苦労したんだけどな。
「この力は、怖がる人も多いからしまっとくね。で?神谷さん?私のランクはこれで測れるかな?」
クルッと神谷さんの方を向くと、静かに涙を流していた。
「なんで泣いてるの?早くはかってよ。私、今日中にできれば帰りたいんだけど…」
「申し訳ございませんが、今日はおかえりできないかと…」
えぇーーーーーーーー…本田さん、なんでぇ…

メンテ

 さくちゃんへ ( No.63 )

日時: 2021/10/24 20:29
名前: クロムウェル

(´∀`*)ウフフどっちでしょう
少なくとも、古見さんと同じ年代ではないかなー

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.64 )

日時: 2021/10/27 15:18
名前: 夜風さくら

え〜!?古見さんって、あの「古見さんはコミュ障です」の古見さん??古見さんって、高校生なんかな?私と古見さんを比べたら、断然、古見さんのほうが年上だ・・・。ロムちゃんはどうだろうね・・・(笑)

メンテ

 Re: ルキナ ( No.65 )

日時: 2021/12/16 23:39
名前: クロムウェル

お久しぶりです。ちょっと書きました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「まず、連盟への登録。それから制服を作るにあたっての採寸。制服が出来上がり次第、全職員および関係者、戦闘員等々への周知など…」
そんなにやることがあったのか…そんなには知らなかった…
「ですので、お部屋もご用意しておりますし、保護者の方と学校への連絡は済ませてあります。どれほど時間がかかっても大丈夫です!」
「自信満々に言われましても…まぁいいです。パッパッと終わらせましょう」
腹をくくるしかない。戦闘員になったら、自由というものはあって存在しなくなるものだから。

メンテ

 ロムちゃんへ ( No.66 )

日時: 2021/12/31 14:35
名前: 夜風さくら

久しぶり〜!覚えてる?忘れてないよね、私のこと。。。

また、時間があったら遊びに来て、ここに!待ってるね♪

メンテ

 Re: ルキナ ( No.67 )

日時: 2022/01/23 16:24
名前: クロムウェル

受験が終わったぁ――――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずは終わったんで、ちょちょっと投稿したりします。
あ、でも、友達の受験手伝って勉強しなきゃいけないし、もしかしたらもう一回受験しなきゃいけないかもしれないので不定期に来ます。
それと、忘れてないよ!さくちゃん!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次の日から、巴を連れて各所に向かった。
まず初めに向かったのは制服の採寸所。
「あなたのスタイルはとても素晴らしいですね!!!!作り甲斐がありそうだ!エンブレムはどうなさいますか?皆様秘書の方や弟子の方と同じエンブレムをお付けなさっています。デザインが決まり次第お伝えください。すぐにおつくりいたしますので!!!」
えぇーーー?!この人何ー!!インパクトつえぇぇ!!!私がドン引きしていると、巴が間に入ってくれる。
「何やってるんスか、オリビアさん。まずは自己紹介からしてくださいっス」
「あぁぁぁあら!!巴!久しぶりじゃない!!あの子は元気になったの?連盟長様とは、離れてしまって大丈夫なのぉ???」
巴の存在を確認するなり、すぐに絡みに行くこの人はいったい誰なんだ。
「あぁ!そうでした!自己紹介ですね?」
「あ、はい。お願いします」
「よく動じないっスね」
巴に驚かれながらも強引に話を進めていく。
「オリビア・オブ・バロウズと申します。フランスで生まれて、幼少のころに日本に参りました。レジスト連盟では、服飾課の課長を任されておりますわ。以後、お見知りおきを」
何とも丁寧なお辞儀、そして自己紹介。同一人物とは思えない。そう思いながら、自分も自己紹介しようとすると、巴に手で制される。
「お下がりください」
どうやら私の紹介は巴がしてくれるようで任せてみることにした。
「こちら、天宮雫様です。俺の主で、いずれは戦闘員の長となられる方です。この方の制服はここの責任者であるオリビアさんが作るようにとの連盟長からの命令がございます。オリビアさん、できるっスよね?」
私の紹介に不安の混じる単語が聞こえてくる。戦闘員の長?

メンテ

 ロムちゃんへ!! ( No.68 )

日時: 2022/03/02 16:44
名前: 夜風さくら

ロムちゃん♪久しぶり!!
もう、ロムちゃん、来ないと思ってたから、投稿を見たときは嬉しかったよ☆ありがとね!!私も、小説、続きを投稿せねば・・・(笑)
ロムちゃん、受験、お疲れ様!!!私は、来年、受験だぁ・・・。来年、っていったらいいのかな?それとも今年??
よくわからないけど、まぁ、受験はあと少し、ってこと!!
私も、勉強頑張らないとね♪
ロムちゃん、また、この投稿を見たら、返事をくれるかな??
待ってるよ☆
あ、もしよかったらだけど、受験のこととかいろいろ教えてほしいです・・。初めての受験なので、いろいろと知りたいことがあって。
なので、これからも仲良くお願いします!!!

メンテ

Page: [1]

題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
パスワード (記事メンテ時に使用)
本文

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


  クッキー保存